迷える不惑の40

先月、40歳の誕生日を迎えました。世に不惑といわれる年齢ではありますが、ココロに迷いがあって気が晴れません。

　　何を楽しみに生きているの？
　　そもそも生きる意味って何なの？

そんな問いを自分に向けると辛くなるばかりだというのに、ココロの中に投じられた錨のようにそこから離れることができません。

生活にも仕事にも不満はありませんが、さりとて充実感や目的意識も持てません。家内やコウタのことは大好きだし、責任を感じはしますが、それが自分自身の生きる意味とまでは思えません。
なんだか空虚です。

没頭できる趣味や、妄信できる主義や宗教でもあれば幸せだろうなとも思ったり。
でも、熱くなることに冷ややかな自分がいるし、絶対的な価値なんて信じられない自分でもあります。

こんなこと考えているのは、きっと疲れているからなんだろうと思います。
満40、数えで41といえば前厄だし、何かと不調なお年頃？
信心はないけど、厄払いにでも行こうかな。

あまり弱音をはく場もないので、とりあえずブログにて鬱屈した心情を吐露。
「ほどほどに頑張れ、自分！」 と書いておこう。

【2007.6.17追記】
あまり気にしない方ではありますが、6.9に神奈川県伊勢原市にある大山阿夫利神社まで厄払いに行ってきました。
子どものころに行った記憶があり、父も誘って観光気分ででかけてきました。参道の土産店の様子など懐かしく思いつつ、特産品の木工玩具（けんだま、ダルマ落し、コマ）をコウタに買ってあげました。

コメント 5

そんな時あります。絶対に。誰でも！

「頑張りすぎず、無理せず、ゆっくりとすすんでみる。

時々自分のためだけに何かをする。

一人の時間を楽しんでみる。

小さな幸せを、1日一つ見つけてみる。

毎日、元気で過ごせた事を感謝してみる。」

ナドナド・・・・自分が心にとめておく事なのですが（＾．＾）

あと、落ち込む時にはとことん落ち込んで、どん底まで行ってみます。底につくと、あとは上を向いて這い上がるだけだから！

私も偉そうな事言えないので、「頑張れ自分！」です（＞．＜）！
by Ａｋｅｍｉ (2007-06-05 22:56) 

深いですねぇ。。。ちょうど今日、会社の隣の席に座っている2，3年上の先輩(男)も言ってました。
「最近トキメキがないですねぇ・・・年なんですかね？」
その人は独身なので、彼が言うトキメキとは、きっと女性に対してどきどきするような気持ちのことだと思うのですが、そういう意味じゃなくても、なんだか若いときのような情熱とか毎日楽しいとか一生懸命やろうとか、そういう気持ちが薄れてきたなーと私も思いました。
私はまだ不惑の年？にはなってないので分かりませんけども、Shunさん、子育ても(察するに仕事も？)一段落して、そこはある程度達成してしまったのでしょうね。心にゆとりが出来たのかもしれません。そのゆとりはなにか情熱を傾けられるモノに出会い、埋めなくてはならないのかもしれませんね。
by flake (2007-06-05 23:13) 

お誕生日おめでとうございます。

何の為に僕は生きているのか？
20歳の頃から色々考え、本を読んだりしても未だに答えはありません。
僕も、没頭出来る趣味が欲しい・・・等々会社の帰りに色々考えてしまう事が多いです。
疲れているから余計な事ばかり考えてしまうのか？と思うことがあります。

弱音を吐きたいときもありますよね。
あまり一人で溜め込まないでくださいね。

僕も、Ｓｈｕｎさんの記事を読んで、自分に”ほどほどに頑張れ、自分！”と言ってあげました。
by クリン (2007-06-06 23:51) 

遅ればせながら、お誕生日おめでとうございます。
男４０は厄年とのこと。
きっと、日本人は経験的にその頃の体調の変化に気がついて
いたのでしょうね。
まずは、ご自身のお体を大切に、素敵な40台をお過ごしくださいませ。
（私はもうちょっと後に参入しますね・・笑）

大変素直な文章だと感じました。

何のために人は生きているんでしょう。
いえ、「私は」何のために生きているのでしょう。
でも。これ。
幸せな悩みですね。
by ゆうこりん (2007-06-14 19:21) 

親身なコメント、ありがとうございます。
不義理でも嫌なことはなるべくせず、力まず省エネで過ごしておりました。気分爽快とはいかないものの、おかげさまで最悪期は脱したように思います。

＞Akemiさん
アドバイスありがとうございます。
ボクとしては 「小さな幸せを、1日一つ見つけてみる」 が一番の処方だったように思います。良かったことを探そうということで、気持ちというか、見方が前向きになれました。

＞flakeさん
「トキメキがない」というのはピッタリな表現です。好きだった食べ歩き/飲み歩きにしても、以前ほど感動がなかったりしますし。
子育てがひと段落したかどうかは分かりませんが、子どもの成長とともに関わり方も以前とは変わってきたようには思います。
色々な意味で節目のお年頃だけど、ギアチェンジにまごついているという状況なのかもしれません。

＞クリンさん
自分探しの問いも、クリンさんのように20歳のころからであれば哲学的でイイ感じですが、40歳になってからだと現実逃避的＆病的だったりして・・・。
あまり一人で溜め込まないようにしようと思いつつも、恥ずかしながらココロのうちを気兼ねなく話せる相手もなく、ブログにて吐露させていただきました。クリンさんはじめ、コメントを寄せてくれた方々に感謝です。

＞ゆうこりんさん
40といえば人生の折り返し地点くらいでしょうかね。振り返れば早かったような、前を見ると先はまだ長いような、微妙な時期のように思われます。自分のことを考え直すにもいい時期なのでしょうかね。
by Shun (2007-06-17 22:27)