その計算、どうしてできるの? [育児雑感]
コウタとの話の合間に、計算問題を出したりしています。
先日もLEGOのキャッスル・シリーズで遊びながら、
「兵隊は10人いるけど、手は全部でいくつある?」
「武器は12個あるけど、兵隊全員が両手に武器を持つにはあと何個いる?」
みたいなことを聞いています。
頭の中で数えられなければ実物を見て、何とか正解を出すことができます。
毎度のことながら、褒めるとその気になってもっと問題を出せと言ってきます。
で、難しいと思いましたが、大好きなポケモン・カードから出題してみました。
「拡張パックにはカードが11枚入っているけど、5パック買ったら何枚?」
もちろん、掛け算を知っていれば簡単な問題です。でも、幼稚園年長のコウタは掛け算を知りません。
解けないかというと、そうでもないと思います。ポケモン・カードゲームのダメージカウンターや、小銭を数えることができるので、次のように数えればできるだろうし、自分で解けなくても説明すれば分かると思います。
⑩ ①、⑩ ①、⑩ ①、⑩ ①、⑩ ①
→ ⑩ ⑩ ⑩ ⑩ ⑩、① ① ① ① ①
ややあって55と正解しました。
どうやって解いたのか聞くと、「数えた」とのこと。上のように考えたのかと聞くと、「違う」とのこと。
ってことは、頭の中でこんなことを思い浮かべて、数え上げたのか???
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あり得ないだろ! と老朽化した頭には思えます。
もしかして、なんて親バカ心にスイッチが入りかけます。LEGOに戻って、
「馬は7頭いるけど、足は全部でいくつある?」
「27!」
ま、こんなものかな・・・。
そういえば、昨年、小学校受験をしたお子さんを持つ同僚から聞いた話を思い出しました。
割り算を知っていれば簡単だけど知らなければ難しいような問題を、お子さんがパッと解けると不思議がっていました。でも、「考え方」を説明してそのように解かせようとしたら、なぜだか間違うことが多くなったとも。
大人の定まった(固まった)左脳の発想では理解できない何か?があるのかもしれませんね。我が子も「認知」の発達が遅れていて、色や形の識別等が曖昧らしいのですが、パズルなんか年長さんレベルのパズルを素早く完成させるんですよ。療育関係者がびっくりするような事が時々あったりします。
by あじゃあじゃ (2007-10-16 13:39)
そうですね、直感とかひらめきみたいなものなんでしょうかね。
パズルといえば、うちの子は真ん中あたり、絵で目立つ部分から始めていました。「先ず枠を作ってから」という「大人の定石」を教えても、我流でやっていました。
最近はパズルをやっていませんでしたが、行動や考え方が「大人様式」に変わっているか見てみようかな。
by Shun (2007-10-17 23:13)